親知らずは埋もれて出てこない歯の一種
親知らずは、埋伏歯(まいふくし)といって、骨や粘膜の中に埋もれて出てこない歯の一種です。
埋伏歯はその状態によって大きく3種類に分類されます。
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- 完全埋伏歯
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骨の中に完全に埋まっている
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- 不完全埋伏歯
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歯の一部分が見えている
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- 水平埋伏歯
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真横を向いて埋まっている
こうした埋伏歯の多くは、歯が生えるために必要なスペースが足りていないことで起こり、埋伏歯があることで、周りの歯が押されて歯並びが悪くなったり、永久歯が生えてこられなかったり、嚢胞の原因になったりします。
親知らずは必ず抜かなくてはいけない?
親知らずが手前の歯と同じ生え方をしており、普通に噛めている場合は問題ありません。しかし、横に生えたり(水平埋伏歯)、生え切らなかったりする場合には、周囲の歯茎が炎症を起こしたり、きちんと歯みがきができないためにむし歯や歯周病になる可能性が高まったりと、様々なトラブルが起きる場合があります。
「親知らずかな?」と思うことがありましたら、炎症などのトラブルを未然に防ぐためにも、まずはお早めにご相談ください。
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